治療方針

当院の診療中によく患者さまから聞かれる質問がございます。
 
Q1.漢方薬を出してもらえますか?
Q2.サプリメントを飲んでいいですか?
Q3.薬を飲みたくないんですが、カウンセリングだけで治してもらえませんか?
 
お話を伺っていて、おそらく、一般的な薬物療法というと、なんだか怖いのだろうなぁと思います。また、漢方薬、サプリメント、カウンセリングには副作用がないか少ないと思われているのでしょう。
当院でよく使うお薬は、向精神薬(抗うつ薬、睡眠薬、精神安定剤など)ですが、いずれも、厚生労働省が認可したものばかりです。それでも副作用もございますので、お薬の説明を致します。特に依存性の問題をご心配になるのでしょうが、医師の指示通り飲んでいれば安全である薬がほとんどです。
また、薬物療法も含め、環境調整、物事のとらえ方や対処法を含め、様々な治療方がございます。そのなかから患者さまにあっているだろう治療法を、医師は患者さまと一緒に考えていくものです。
さらに特にうつ病のような疾患ですと、抗うつ剤を使った方が改善が早いことも知られています。
この誤解が解けると、抵抗が無くなる方もいらっしゃいます。
 
一般的な治療についてご理解いただけたら、上記質問にお答えしていきます。
Q1.漢方薬を出してもらえますか? 
A1. 漢方医による診療は、西洋医学と違う考え方で行います。漢方薬は私の不勉強で、よく分かりません。限定的に出す場合もございますが、基本的には漢方医の先生に見ていただくことが治療の近道だと考えています。
これは、私が学生時代、かかっていた主治医の先生が、漢方医だったことが影響しているかもしれません。本格的に、漢方のみで治療をなさっている先生で、問診や視診、触診を非常に重視し、くまなく観察していらっしゃいました。とてもお世話になったのです。そして、漢方薬には多少詳しくなりましたが、私には、その先生を超える自信が無く、教えていただく機会も充分には作ることが出来ませんでした。 けして、症状に合わせて単に漢方薬を出すことは私には出来ません。
漢方薬にも副作用は知られております。漢方を専門に行っている先生を受診されるようお願いしたいと考えております。
 
Q2.サプリメントを飲んでいいですか?
A2.多くの場合、実物を見せていただいた上で、判断しております。有効な成分について記載されたものがあれば一緒にお持ち下さい。
特にセイヨウオトギリソウ(セントジョンズワート)は多くの薬物と相互作用をするので、厚生労働省からも注意が必要であると喚起されているのです。このため、出来れば避けていただきたいものです。
 
Q3.薬を飲みたくないんですが、カウンセリングだけで治してもらえませんか?
A3.可能かもしれません。
また薬物療法をせず、一般外来での精神療法のみで治療をしている方もいらっしゃいます。
ただ、カウンセリングは無害とは言い切れません。
注意を払わないと、意味がないだけではなく傷つくかもしれません。従って、患者さまのご希望を考慮し、カウンセリングが有効かどうか判断したのち導入することになります。診察の際、ご希望を伺い、医師がカウンセリングが有効だと判断した場合のみおすすめします。
八戸マナクリニック 院長 岡田元

Read Full Post »

当院では、一般外来では、カウンセリングの技法を取り入れた治療をおこなっております。
東海大学病院で治療に当たっていた時期から、一般外来では、それほど長い時間をとれませんでしたが、精神分析学を学んだエッセンスを用いて治療をしてきました。他にも認知行動療法的なアプローチを用いたり、環境調整を主体にしたり、いろんな方法を取り入れておりました。
患者さまの病状に合わせてむしろはっきりと「これをやってください」ということもあります。(うつ病の患者さんに、危険だから休職してくださいということもあります)
でも、、、本当は、ヒントだけ差し上げて、ご自分が気付くまでまつというのが私の基本的なスタンスです。
これは、私が精神分析学を学んできたときに、指導医から「患者さんが自分で気付いたことを大切にしなさい」「患者さんが自分で気づいたことは患者さんの手柄」と繰り返しいわれていた事からそうしていることです。
ただ単に説明したり、説得したりして「頭で分かること」と「腑に落ちる」事が、別の次元の話だからです。
一般的な説明は致しますし、その状況に応じてヒントも差し上げたり、一緒に考えることももちろんしますが、どちらかというと、患者さまがご自身で考えるのを待っている事が多い気がします。ご自分で考えられるようになった方が、後々応用が利くと考えるからです。
直接的なアドバイスを期待される方には、もしかしたら、期待はずれになるかもしれません。
八戸マナクリニック 心療内科 精神科 院長

Read Full Post »

MARK DESIGN

形のモチーフは漢字の「心」という文字です。円形の組み合わせで「心」の字形を表しています。
さらに両腕で優しく人を包み込むイメージでもあります。
ちょっと、目先を変えて、緑色と黄色の間、白抜きでPという字にみえませんか?Psychiatry(精神医学),Psychotherapy(精神療法)の頭文字でもあります。こんな遊びがかくれています。
患者さまの心のありようを優しく包み込み治療していく当院のメッセージを込めたマークデザインとしています。
八戸マナクリニック 心療内科 精神科 院長

Read Full Post »